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真言宗とは |
真言宗とは弘法大師(空海)が開かれた教えであり、中心となる仏さまは、大日如来(すべての生命、または大宇宙)です。 人は誰でも生きているうちに悟ることができる、仏になれる、救われる事のできる素晴らしい教えであります。 真言宗、又の名を「密教」といい、まさに秘密の教えと伝えられておりますが、本来、人の持っている体・心というものは、まことに清らかなものであり、 色々と生きて行く為に、悪いものを体に付けまとう事によって、本来の自分の姿を見失っているだけなのです。 手を合わせ、口に真言を唱え、心の中に仏さまを思って下さい。きっとあなたも仏さまになれます。 これが密教の「即身成仏」という真言宗の教えです。 |
御室派とは |
御室派は、真言宗各派(高野山真言宗、東寺派、泉涌寺派、醍醐派、大覚寺派、善通寺派...等々)の中の一派で、
京都旧御室所仁和寺を総本山としている、各お寺さんの集まりをいいます。 詳しくはhttp://web.kyoto-inet.or.jp/org/ninnaji/まで |
初護摩供とは |
お不動さん(不動明王)の縁日(ご縁を結ぶ日)は8日なのですが、年の初めという事で、
1月元旦と8日の2回を当山では初護摩としてお参り、ご祈祷しております。 当山の護摩堂の前に置いてある護摩札に、願い事を書いて一緒にお勤め下さい。 仏と祈願者と行者が一体となって、始めて願いが叶うものです。 |
真言会とは |
毎月1日は、光明真言を中心としたお参りの日です 。今年は、来春の正御影供にあたり、月に2回〜3回行っていますが、10年前から決まって、元旦以外の毎月1日には必ず、真言会を行っています。 内容は、「おかんきん」と光明真言が中心で、般若心経や観音経等、お唱えします。 |
お花まつりとは |
5月8日は、お釈迦さまのお誕生日です。 季節のたくさんのお花をお供えして、釈尊(仏さま)の誕生と、今日ここに自分が生きていることをお祝いしましょう。 そして、あま茶(仏さまが生まれた時に降ってきた、あまい雨)を飲んだら、お菓子をお持ち帰り下さい。 |
施餓鬼会とは |
よく皆さん「このガキー!」とかよく聞きますよね?仏教では輪廻転生(生まれ変わり)を信じておりますので、
亡くなった人の中には餓鬼道(いつもお腹をすかせている苦しみの世界)に行く人もいます。 大乗仏教(日本仏教)では「みんなで一緒に仏の世界に行こう」という教えが根本ですから、自分のご先祖様だけでなく、縁の無い先祖さん達や餓鬼にも施し、 供養することによって、自分も功徳を積むことができ、最後にはご先祖さまに海へ帰っていただく、お盆最後の行事です。 ※近年になって、お船流しの出来ない地域が増えてきました。 安楽院では、経木塔婆(30cmくらいの薄い、先祖代々...と書いてある木)を、ご希望の各家に配っておりますが、塔婆を海や川に流せない方など、 お寺の施餓鬼会にあわせてご持参下されば、施餓鬼会の後、直接沖の海へ流させていただきます。 尚、お寺では船流しの「船」は預かっていませんが、「お寺でも船流しをしてほしい」という声が、あまりにも多いようでしたら、これから見当していきたいと考えております。 |
地蔵盆とは |
8月盆月の24日は、お地蔵さまの縁日(お地蔵さまとご縁を結ぶ日)です。 縁日の前の夕刻、23日にお地蔵さまからのお菓子をお接待しますので、午後6時からお参りください。 (数に限り有)日本全国各地で行われている行事なので、近くのお地蔵さんへもお参りしてみてください。 |
お涅槃とは |
正しくは涅槃会(ねはんえ)とか常楽会(じょうらくえ)といって陰暦2月15日はお釈迦さまのご入滅の日(亡くなられた日)です。当山(安楽院)にかかわらず全国各地で大法会が行なわれ、高野山などでも一日半と長い時間をかけての法要が行われます。当山でも一日半という訳にはまいりませんが僧侶をお招きし、お釈迦さま入滅の法要を営み、併せてお釈迦さまの仏徳をいただきご先祖さまを無事極楽浄土へ導いていただくという意味で、その昔おネハンが始まったものと思われます。お寺と疎遠になりがちの現代、檀家の皆さんが(三年間のお涅槃だけはと)ほぼ全員参加してお寺と縁を結んでいただける唯一の行事にもなりました。ご先祖さまにお供え等を整え、当日にはご家族(一人でも結構です)にお寺まで足を運んでいただき、亡くなられた方(亡くなって三年間)の供養をしてあげて下さい。色んな方がさまざまな想いでお涅槃にこられます。中には仕事、学校を休んで来られる方もあるでしょう。でもそれだけに仏に手を合わせるという心や先祖敬う気持ちは大切なものなのです。先祖なくして今の自分、仕事も生活も家族も学校も友達も喜びも悲しみもありません。また年に一度の法話の日でもあります。法要・法話はどなたでも参加できます。どうぞ一人でも多くのご参拝お待ちしております。 |